抜毛症ってご存知ですか?
私は知りませんでした。
今回この抜毛症の事を書こう。と思ったのは娘が終始髪の毛を引っ張る癖があるからです。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
抜毛症(ばつもうしょう、Trichotillomania、トリコチロマニア)とは、正常な毛を引き抜いてしまう性癖によって脱毛斑が出現する精神障害。
娘が不登校をする発端となった病気の頃に、その癖が出現して当時は本当に抜いてしまって、枕元に髪の毛が何十本と落ちていたことも多々ありました。
心+栄養が満たされるとともにその癖も落ち着いたものの、髪の毛を少量ツ~っと2本の指で挟んでなぞることは今でも結構しています。
力を入れてないので抜けることはありませんし、本人も抜くつもりではやってないようです。
が、携帯を触っているときや手持無沙汰な時によくそのしぐさをしています。
学校行事の時にも下手すると常時やっているため、やはり親としても気にはなります。
が誰でも癖はあるし、私の親友もよくやっていたけどメンタルは全然問題のない子だったから、そう神経質になる事もなかろう。と看過していました。
で、最近たまたま抜毛症の事をとあるブログで知り、その方は頭皮の3分の1くらいを抜いてしまって髪の毛も食べてしまう。という症状をお抱えだったんですね。
きっと娘もこれから何十年と生きていく中で、そういったことに今の癖が発展することもあるかもしれないなあ。と思いました。
そしたら前回書かせて頂いたNAC(N-アセチルシステイン)の事を調べているときに、抜毛症にNACが期待される!と知り少し調べてみました。
・Nアセチルシステインが抜毛癖に効くメカニズムの仮説は、
「Nアセチルシステインは興奮を起こす脳内のグルタミン酸のレベルを下げるので、
抜毛行為をおこなう異常興奮がなくなったと考えられる」
「また、摂取12週間後には、56%の患者さんが精神的にも落ち着きがでたという自覚が強まっていました。」
この結果は、ミネソタ大学心理学Jon Grant博士らが、心理医学誌Archives of General Psychiatry (2009, July issue)に報告したものです。
振り返れば娘があまり髪を触らなくなった時もありましたが、NACとの関連性は不明です。(どちらかというとお菓子を断った時の方がしていなかったような)

NACはグルタチオンの生成目的、副鼻腔炎、風邪の予防にと時期をみて飲ませていましたが、今後は抜毛症のような癖との関連性も意識に入れて様子を見ていこうと思います。
本日もお読みいただきありがとうございます^_^