中学校のカウンセラーの先生が言われた言葉をふと思い出します。
「思春期の子どもと向き合ったお母さんはいいおばあさんになります。
向き合えなかったお母さんは、よくないおばあさんになります。」
たったこれだけの言葉。
この言葉、スッと心に入ってきて心のどこだかに引っかかりました。
アメブロひきこもりサバイバーとして言いたい事高田ぶらりさんのブログを読んで涙がこぼれました。
一番近くに居て、一番子どもの事を受け止め理解しようと努めるはずの母親が子供を傷つけてしまっている。
かつて私もこんな罪深いことをした。
子どもの心が見えない親であったことが悔やまれてなりません。
そしてこのブログに登場するお母様と私の母が被ります。
私の母も強い強い人で出世をし、自分に自信のあるハイパワーな人ですが、私の言葉はいまだに彼女の心には入りません。
いつも母は「私は自分がかわいい」と言ってるように感じます。
高田ぶらりさんのブログにあるお母様のセリフと、わが母の謝ってるつもりの言い訳、自己弁護が重なり過ぎます。
だからこそ私は子どもを大切にしようとしたけれど結局同じことをしてしまっていた。
だけど娘がとことん私にぶつけてくれたから、私は自分の間違いに気づき変わることが出来ました。(今思えば私が子供のころ封印した言葉を娘が出し尽くしてくれたように思います)
自分の思いをいったん白紙にして子どもの言うことをただ聴く
たったこれだけの事が私には難しいのです。
自分の思いが強いんですが、そのことに気づいていなかった。
今も娘のおしゃべりをうっかり聞き流して叱られますが笑って許してくれます。
今はとても仲のいい親子になれたと思います。
〇〇中学校カウンセラー様
及第点に届きましたでしょうか?
